施工事例Construction Examples

間取り変更+用途変更 賃貸物件を住居へリフォーム

耐震基準適合証明書 発行物件

建築年

昭和51年

工事内容

間取り変更・減築・耐震補強工事・内装工事・外壁塗装工事・他

場所

国分寺市 T様邸

施工方針

T様が実際に1階に住んでいた賃貸物件(1階 2DK 2階ワンルーム2部屋)のリフォーム。賃貸物件は用途が住宅ではない為、住宅ローンを組む際に、用途変更登記が必要になりました。
現況では、明らかに間取りが賃貸である為、住宅として使用出来る間取り変更、建ぺい率・容積率がオーバーしているので、減築工事が必要となりました。
引き渡し前に売主様の協力のもと、これらをすべてクリアーして用途変更が完了し、住宅ローンを組む事が出来ました。
建物自体は、築年数の割にあまり劣化がなく、耐震補強工事・間取り変更・外壁塗装工事など大掛かりなリフォームを行いましたが、使用する部材などを厳選したり、また利用できる住宅設備はそのまま利用するなどの工夫をして、リフォーム費用を最低限に留める事が出来ました。

図面

1階平面図○印が耐震補強箇所です

図面

2階平面図

耐震診断ビフォーアフター

2階は現行の基準法を満たしており、1階のみの補強工事となりましたがお客様のご 要望により「1.0」をぎりぎりクリアーするのではなく、少し余裕をみて補強工事個所を増やしました。

現状

偏心率 必要耐力(KN) 保有耐力(KN) 評点
2階X 0.11 15.45 22.97 1.48
2階Y 0.12 15.45 22.20 1.43
1階X 0.08 38.39 34.71 0.9
1階Y 0.16 38.39 38.13 0.99

補強工事後

偏心率 必要耐力(KN) 保有耐力(KN) 評点
2階X 0.11 15.45 22.20 1.48
2階Y 0.12 15.45 22.20 1.43
1階X 0.16 38.39 41.39 1.07
1階Y 0.15 38.39 44.52 1.15